実行策を立てる

ビジネスマインド

昨日は、目標達成のために失敗を恐れず、新しいことに挑戦しようというメッセージを送りました。
本日は、その新しいことの見つけ方についてです。

まず、「目標」と「ノルマ」はまったく違うものです。
ノルマは「会社が求める最低限こなしてほしい仕事量」のことを言い、達成しなければマイナスの評価を受けることがあります。
対して目標は「自主的に目指す仕事量や成果」のことを言います。
大きく違うのは、その基準を設定するのが誰なのか?という点です。

皆さんが追いかけているのは、ノルマではなく「目標」です。
つまり、皆さん自身が設定する「これだけの成果を残そう」という基準です。
それぞれの状況により、過去に実現したことが無い高い基準を設定したり、自分の身の丈に合わせた基準を設定したりと様々です。

この目標を設定するという行為は、山登りの感覚に近いかもしれません。
絶景を見るために難度の高い山に挑戦する人もいれば、近場の気軽な山に登山する人もいます。
ただ、どちらにも共通して言えるのが「それぞれの山に合わせた準備が必要」という事、そして「想定外は起きるものという危機感が必要」というです。

事前に計画を練り「これでイケる!」と思っていても、実際にやってみると「あれ?こんなはずじゃなかったのに・・・」と思い通りにいかないことが多々あります。
そんな時「やっぱりやめとけばよかった」と諦めるのではなく、経験豊富な人は「いま自分はどのあたりの位置にいて、想定していた状況とどの程度違いがあるのか?」「どれくらいの時間と労力をかけることで山頂にたどり着けそうか?」「目標は山頂のままで良いのか?修正すべきか?」という事を検討し、考えられる最善のアクションプランを作成し、山頂を目指します。

皆さんが設定されている目標に対しても、事前の計画通り進捗しないことが多々あるはずです。
そんな時は、現在の状況と想定していた状況とのギャップを把握し、それを埋めるための策を立て、それを実行して再度検証する、というPDCAを回しますよね?
つまり、「想定と現状とのギャップ」に、皆さんが取り組むべき行動のヒントが隠れているはずです。

思い描いていた状況と、現在の状況を比較し、何が原因でギャップが生じているのかを発見してください。
そうすれば、自分がなにに取り組むべきか、どんなことに挑戦するべきなのかが見えてくるはずです。
あとは「想定外は起きるもの」ということを念頭に、まずは実行してみてください!

今日も元気に頑張りましょう!

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